日々の備忘録

日々の出来事や考え事をまとめるためにつらつらと書いています

祝い酒

3日は自転車で梅田までゆっくりきて喫茶店で本を読んだり1人で焼肉食べたり、中華サロンでマスターに教えてもらった本を借りて話して、9時過ぎにいつものバーに向かう。ここに通い始めてから誕生日を迎えて過ごすのはここと決めていた。ドアを開けてぼんちゃんに挨拶をしてビールを飲む。仲のいい常連さんもいてお義父さんが来るまで3人で話していた。しばらくしてお義父さんが帰ってくる。

ぼんちゃんが私が初めてここに来て見ていた細野晴臣のライブ映像を流してくれる。ここに通い始めてはや半年だ。なんだかずっと前からここに来ていた気がする。ビールを空けて明石のソーダ割を飲む。煙草を吸いながらこの1年に合った出来事を振り返っていた。我ながら密度の濃い1年だった。出会うべくして出会った人、そうじゃなかった人達。長らく友達だったけど縁が切れた彼女。色々なことがあった。考えているとまたお客さんが来店した。2回あったことがあるおじ様で、ぼんちゃんが明日私の誕生日ということを伝えてくれる。「おめでとう!22歳?若いねぇ。まだまだこれからだ。」と仰って下さった。ご好意でハーパーのソーダ割りを頂いた。美味しかった。22時過ぎにリッカルド夫妻がやって来て挨拶をする。先々月にここで結婚1周年イベントしたご夫婦だ。とても優しくて気さくで良くしてくださる。暫くリッカルドとお義父さんの会話を聞いていた。面白かった。仕事の話をしていたなぁ。お祝いの言葉も下さった。三木さんも来店してお祝い言葉を頂いた。幸せだ。00時になり、22歳を迎えた。お義父さんがシャンパンをあけてくれてぼんちゃんはラムチーズケーキを下さった。こんなにも幸せな誕生日を迎えてもいいのだろうか。こんなに愛情を貰えて私は幸せだ。三木さんが好きなお酒を飲んでもいいよと仰って下さったのでありがたくマッカランを頼む。今まで飲んだどんなウイスキーよりも甘美で麗しい味だった。贅沢が過ぎる。

三木さんがお帰りになるというのでお見送りをする。「おやすみなさい!今年もどうぞよろしくお願いします!おやすみなさい!」そういうと笑って手を振って下さった。

リッカルド夫妻もそろそろとなり3人でお見送りをして2人とハグをする。本当に素敵なご夫婦だ。こんな夫妻にいつかなれたらなとふと思う。

店に戻って、すぐにニコが来る。私は些か飲みすぎたみたいだ。ニコに挨拶をしてぼんちゃんにお会計をお願いする。2人にお見送りをされる。お義父さんに帰り際こう言われた。「ずっと言っていいのか分からなかったけど、まりんは気立てもいいし性格もいいし顔も綺麗だから痩せなさい。いい女になれ」と言われてしまった。嬉しい。頑張らなくては。ぼんちゃんにハグをして自転車に乗る。Bluetoothイヤホンを耳に差し込みペダルを踏む。帰路の途中、めちゃめちゃにコケてチェーンが外れタクシーで帰った。アホだな。

家に帰り水をしこたま飲んでベットに横たわる。こうして前夜祭は無事終了した。

目が覚めて猛烈な二日酔いに飲みすぎたと反省して熱いシャワーを浴びる。顔を見ると少し顔が浮腫んでいてこんなことで浮腫んでいられるものかと水を飲んでまた寝た。昼ぐらいに起きてダラダラと過ごす。昨晩の自転車を取りに行かなきゃいけない。面倒だ。でもそもそも自分が悪いので着替えて化粧をし、ご飯を食べてタクシーに乗り込む。電車で行ってもよかったのだけれど駅から歩くのが面倒でタクシーを使った。自転車を拾って直しに行く。1時間かかると言われたので暑苦しいなか少し散歩をしてマクドに入り時間をつぶす。時間がたち、自転車屋に向かう。

店員さんが、一応チェーンは直したけれど結構ガタが来ているので今回は料金は結構ですと言われた。ありがたい。そろそろ買い直すか。自転車で梅田まで向かって適当な駐輪場に停める。歩いて中崎の天人まで行きアイスティーを注文しこれを書く。またぶらぶらして阪急近くの喫茶店に移り煙草を吸って友達が来るのを待つ。いつも来るのが遅い人だから時間がかかるのだろうと思っていたら早めにきて珈琲を頼む。世間話を軽くして堂山に向かい最近通い始めた中華サロンへと足を運ぶ。場所は秘密。行きたい人は頑張って探してください。

マスターと軽くお喋りをして友達に店のシステムを説明し酒をのむ。話しながら本を読んだりトランプで大富豪をしたりして過ごした。店を出てサクラビルの本屋さんへと向かう。ここも店名は秘密。好きな場所だから。

店主と少し話して歌集を買う。ここでは店内にお客さんが書いた短冊を飾っていて、我々も書こうとなり書いた。いつも「好きなように書いてください」といわれるのだが、その「好きなように」がなかなか難しいのだ。今回で3回目になるがなかなか吟味した。友達もなかなか吟味して書いていた。書いた内容はここでは書かないが友人が書いた短歌は私のモノよりも素敵で綺麗な字だった。暫くダラダラとすごしているとぼんちゃんから連絡が入り店に向かう。店に入り、友達と私のビールを頼む。ビールをついでお疲れ様と乾杯をする。つとむさんがシャンパンを持ってきてくださってるとぼんちゃんから聞いたのでつとむさんにもお礼を言う。全然気にしないでねと言ってくれたがそんな訳にも行かない。またご飯行きましょうねと言うとニコニコしてまた都合の日教えてねと言ってくれた。横でビールを啜っている友達が「お前ばっかりいい思いしすぎじゃないか」と文句を垂れていたのだが私にもこんなに良くしてくれる訳は分からない。ただ有難い。りかさんが遅れてやってきて、「まりんちゃん欲しいもの何かない?、コンビニで買ってくるよ!」と言われ、先程からお義父さんがポテチが食べたいといっていて横から「まりん、ポテチ欲しいって言え」といってりかさんは「ジジイは黙れ!まりんちゃんの欲しいものでしょ?」と茶番をしているので嬉しくなってりかさんにポテチお願いしますと買ってきてもらうことになった。もう店は満員でつとむさんは奥の席に移動してちょくちょく顔を見て話す。しばらくしてつとむさんがお帰りになるというのでお見送りをする。大丈夫だと言われたが、「私がしたいのでいいんです!」といって見送る。いい人だ。

店に戻って暫くしたらりかさんが大きい袋を持って戻ってきた。ポテチの味は何味がいい?と言われお義父さんがコンソメが好きなのでコンソメを貰う。りかさんがビールを頼んだのでコップに注ぐ。りかさんが「まりんちゃん改めてお誕生日おめでとう!」とピンクの袋を渡してくれた。驚きながら受け取って開けていいか確認をして開ける。ピンクの袋から出てきたのはまたピンクの箱で中身はドライストロベリーにチョコをコーティングしたものだった。嬉しかった。

そこから暫く話をして、三木さんが来る。昨日のお礼をいう。お義父さんと三木さんがずっとお喋りしていてそれを我々は聞いて笑っていた。りかさんが「2人は何で出会ったの?」と聞かれたのでtinderで会いました。と答える。そしたら「どうして友達になったの?」とまた質問を貰ったので、すこしびっくりして顔を見合わせる。自然と友達になったからどうしてとか考えたことなかったな。

少し考えて、音楽とか映画の趣味が合うから友達になったんだと思います。と答える。

返答があった筈だけど忘れてしまった。また友達と音楽と映画の話をする。好きな東京事変のアルバムとか後半はほとんど多分友達がASIAN KUNG-FU GENERATIONの美しさについて語っていた。本当に好きなんだろうな。今こうして書いている今もASIAN KUNG-FU GENERATION聞いてるけど、好きな理由が分かる気がする。話が少しそれて、私の21歳の振り返りを話す。色々なことがあった。彼とりかさんに21のとき何してた?と聞く。2人とも何してたんだろうと考えて話してくれた。また暫くしてりかさんが眠そうにしていたのでもうお帰りになっては?といい、お会計をして帰る。お見送りをして「りかさんだいすき!またご飯行きましょうね!」といって見送る。りかさんも「まりんちゃんだいすき!おめでとう!」と言ってくれた。

00時になり、シャンパンがいい具合に冷えたので開ける。お義父さんとぼんちゃんがこれ

結構高いやつだよ、つとむさん凄いと話していた。シャンパンはこれしき知識はないけど、とても美味しかった。

シャンパンをのんで明石のソーダ割りを飲んで我々も退店する。ぼんちゃんとお義父さんがお見送りをしてくれて、カラオケに向かう。2時過ぎ頃までカラオケにいてそこからはタクシーで帰った。とても楽しい2日間だった。こんなに楽しい誕生日を過ごせたのは初めてのことで幸せだった。色んな人から「おめでとう」と言って貰えて好きな人たちと過ごせて美味しいお酒をのんで遊んだ。

来年もこんな誕生日が過ごせたらいいなと思い、ベットにダイブする。

 

追記、関係各位こんな私めの誕生日を祝って頂きありがとうございます。これから沢山恩返しします。来年もこれからもどうぞよろしくお願いします

ではまた。