日々の備忘録

日々の出来事や考え事をまとめるためにつらつらと書いています

camplay2020

今月1番楽しみにしていたcamplay。人生初キャンプにいく。楽しみにしていた。ずっと。

濃くて長いようで短い1泊2日だった。2時に集合となっていたので、ちょっとだけ早めについてコンビニとスーパーにいき自分が食べるものとビールを買い込む。スーパーからでる時たまたまりかさんと遭遇して一緒に買い物をしてチョビットに向かう。まだ空いてないかなーと話してると丁度いいところにぼんちゃんもきて、店内にはいる。お父さんたちは先に出発しているそうだ。車で向かうので残りの車を運転してくれるまりさん達を待つ間にビールが足りないかもしれないとまたコンビニとスーパーに行き、お菓子とサンドイッチ、おにぎり、ビールとウイスキーの小瓶2本と炭酸水を買って戻る。とっても天気がいい日で日中は暑いくらいだった。また戻って3人で話していると、ぼんちゃんがドビちゃんの忘れ物に気がついて電話をかける。ここで気がついてよかった。ぼんちゃんが気が付かなかったら現地で困ることになったであろう。

3人でおしゃべりしていると、まりさん達が来たという。荷物をもって店を出ていたら若いカップルが店の張り紙を写真に収めていた。まぁ無理もないが店から出てきた我々を見ずに撮ったのはちょっと失礼だなと思う。因みに張り紙には「めんどくさいので休みます」と書いてある。我が父ながら面白い。

まりさん達と無事合流して、車の後ろに荷物を置かせてもらう。トランクを開けると物凄い量の荷物が所狭しに積まれていてびっくりした。ガスコンロを持ってきていたからまりさんに渡して積んでもらう。持ってきた荷物を全て詰め込み、車に乗り込む。天気がとてもよくて晴天で暖かい。気分がとても良かった。横ではぼんちゃんとりかさんがずっとおしゃべりしていてそれを横目で聴いている。時折会話に入って楽しむ。ドライブも久しぶりだな。ほんとに楽しかった。高速にはいりどんどん周りの風景が都会から田舎に変わっていく。道中、私が腹を下してスーパー的な所によりお手洗いとタバコを買う。また車にのり目的地のキャンプ場へと向かう。車はどんどん田舎へ走り、山の方へと向かっていく。建物と人影が少しずつ減り反対に自然が生い茂る。美しい。

 

大阪から車を走らせ2時間、ようやくキャンプ場へとたどり着いた。ほかのメンバーも先についており、我々のほかのグループもたくさんきている。何人かバーで出会った人達に挨拶をして今回の主催者の川井さんにも挨拶をする。テントは既に組み立ててくれていて、荷解きを手伝ったり、ドビちゃん達がスケボーをしたりするのを煙草や酒を嗜みながら過ごした。山の中だから当たり前だが予想以上に寒くてびっくりした。一応コーデュロイのジャケットと白のニットを着ていったけれどそれを上回る位寒かった。

各々、料理を作る。燻製スパムや味玉、チーズ、おでん、カレー。色んな食べ物を作ってくれてどれもみんな美味しかった。ワインが進む進む。キャンプファイヤーがつき、あまりの寒さに皆暖をとっている。火を囲んで椅子を持ってきて、ハイボールやビールを飲んでいた。初対面の人も多かったので挨拶をしてたくさん話した。色んなところにあっちこっち移動する度、鍋や牛タンやラム肉を食べさしてもらった。ドビちゃんがおふざけで買ってきた食用の虫もたべたが、味はスナック菓子みたいな味がして目をつぶって食べたら殆ど虫とは分からないであろう。

私は時間も早々におなかいっぱいになって眠くなっていた。幸せでしかなかった。暖かくて美しい火を眺めて冷たくなった足や手を擦り合わせていたらいつの間にか寝てしまっていた。寒すぎて浅い眠りにしかつけず、起きてまた酒を飲み喋っていた。ドビちゃんに「まりんはどこにでもいるなぁ、「ウォーリーを探せ」みたい」と言われて笑う。しばらくして飽きてきて、自分が元いたグループにもどってちょっとずつたべてまた寝ていた。みんなが「まりんちゃん、足寒くないかな、大丈夫やろうか」と心配してくれる声がやけに安心して今度は2時間くらいぐっすり寝ていた。寒い。何度も寒い寒いと言うようだがほんとに寒かったんだ。嘘じゃない。吐く息が白くて冷たい空気が肺に流れてくる感覚。足も手も冷たくてかじかむ。ずっと椅子に座ってるからか腰がびっくりするくらい冷えている。耐えきれなくなってまた焚き火の元に走る。私が寝ている間にご飯はみんな平らげてしまって、小さな焚き火が3つくらい作られていた。火を囲んでスピーカーで音楽を流しているグループがあってそこに滑り込む。Chillっていた。とてもいい感じに。ストレスなんかなかったし、こんないいロケーションで音楽と酒が飲めて本当に幸せだった。

時間は既に日付を超えていて、ちょっとずつ人がテントに入っていく。私もりかさんと一緒に二時かそれくらいにテントに入って初めての寝袋にはいって寝ようとする。いくらテントとはいえ寝袋に入っているとはいえ寒すぎる。足の感覚が無くなってくる。寝ていたこともありあまり寝付けずに、すぐ寝袋からでてまだ起きていたロスやドビちゃんやぼんちゃんのところに行き、おしゃべりをしていた。小一時間くらい音楽を聴いたり火や、煙で霞んでいる星をみていたりした。風向きが変わって煙が目にしみる。そろそろと思い、暖かい焚き火を後にし、再び寝袋にはいる。おくれてぼんちゃんがテントに帰ってきてあまりの寒さに足元だけブランケットをかけて足の間にカイロを挟んでなんとか眠る。

 

目が覚めたのは朝の七時。あまりの寒さに身じろいをしてしまう。りかさんが寝袋を出ていったのを後目に後から私も寝袋からもぞもぞと抜け出す。テントからでてとりあえずトイレにいき化粧や顔周りの身支度を整えた。まだまだ日は登っておらず、みな焚き火の周りに集まって暖を取っている。皆各々持ってきていたコンビニのサンドイッチやおにぎり、カップラーメンを食べていた。コーヒーを持ってきてくれたのでやっと温かい飲み物を口にする。お腹の中が暖かくなって温まる。コーヒーにウイスキーを入れて飲んでいるのを見て私もためしたが、朝からアルコールはキツかった。。きっと夜飲めば美味しく感じれるのだと思った。温かい日本茶も淹れて下さった。こんな寒いときにのむ日本茶ってこんなに美味しかったのだとすこし感動した。持ってきてくれたクロワッサンを食べたり、卵とウインナーを焼いてくれて食べたり生ハムとレタスのサラダを分け合って食べた。だんだん日が登ってきて暖かくなる。川沿いが照っていたので太陽を求めて移動する。陽の光ってこんなに暖かいものだったんだな。陽の光が川に反射してキラキラ光っている。美しい。こんなにゆっくりちゃんと景色を見るのは久しぶりだな。いつもバタバタして風景や自然をゆっくり眺めたりすることは少なくなってしまったから。

1時間程経ち、完全に日が照り最早暑いくらいでみんなビールや酒を飲んでいた。ドビちゃんは小瓶のウイスキーそのままを口にしていて少し驚いた。凄い。少しずつ片付けをし始めている。私も手伝う。動いていたら暑くなって持ってきていた半そでのシャツに着替える。やっと涼しくなった。

昼頃になり、じゃんけん大会が始まる。playdesignの商品だったり、ほりうちのスパイスや寝袋、最後には一万円の商品券が当たって、ドビちゃんは寝袋、りかさんはplayのなんだっけな、なにか貰ってたはずだ。私は見事一万円の商品券を勝ち取った。嬉しかったな。ぼんちゃんは3回とも準優勝くらいまではするのに決勝になったら負けていて、2回目のときにドビちゃんが、「次負けたらあいつもってるぞ、次も負けるな。」と言っていたら案の定まけていて面白かった。

そうやって楽しい時間はすぎてテントをみんなでしまったり、寝袋を畳んだり片付けの時間へと移った。私は何分不器用なのとテントを畳むのなんて初めてだったから少々戸惑ったがみんなが助けてくれて何とかなった。ありがたい。片付けが終わり、各々ゆっくりする。川沿いに4人で座って川を眺めながらくだらない話をしたのが幸せだった。ほかのグループの人たちが川に入って遊んでいるのを見てすごいなと思った。いくら暑いとはいえ川の水は冷たいはずなのに楽しそうに泳いでいてそれを見て笑っていた。大体のグループが片付けがおわり、皆バトミントンをしたり豆花をもってきていた店主の方がみんなに振舞ってしていた。私も頂いたがとても素朴な味でとてもおいしかった。冷たい滑らかな豆腐に恐らく黒糖のサラサラしたシロップがかかっていた。お店も天満の方にあるのでまた機会があったら行ってみたいところだ。お店の名前は「南所豆花」というお店だ。もしかしたら文字を間違っているかもしれないが、読んでいる人は機会があったら遊びにいってみて欲しい。

2時になり解散となる。ご飯を食べに行こうとなるが、運転手同士で話し合った結果私が乗る車だけご飯を食べることになる。帰りの車は行きのグループとは別になってしまうので挨拶をする。今回お世話になった川井さん達にお別れを言い車に乗る。帰りも楽しかったが、結局はご飯は食べれず、渋滞にも少々あって行きよりも時間はかかってしまったがとても楽しかった。むしろ助手席であほ面下げて寝ていたのを運転手したきょうさんに謝りたいくらいだ。高速にのり大阪に帰る。みていた風景がどんどん都会に変わっていて現実に戻ってきたのだと悲観する。他に乗っていたみのりさん達を先に送って「また、ちょびっとで」と挨拶をする。

中崎町にもどり途中ドビちゃんと合流して尼崎まで送って貰う。ドビちゃんもさっき帰ってきたばかりらしく疲れているのに尼崎までわざわざ送ってくださるというのだ。きっと他にも用事はあったのだと思うけど、最後に会えてとても嬉しかった。駅に着き、忘れ物がないか確認をして、お別れをいう。とても楽しかった。ここには書ききれないことが沢山あった。自転車で家に帰り鞄の中身を整理してすぐ風呂に入ってご飯を食べて寝た。9時にねて起きたのが朝の5時でまたお腹が減りコンビニいってグラタンを買ってたべて、朝方まで起きていた。数時間前まで山の中にいたなんて嘘みたい。布団がやけに暖かくて安心した。

そうやって楽しかった2日間は幕を閉じた。

 

追記、また来年もいきたいとおもう。そのくらい楽しかった。きょうさんとドビちゃんは私を送った後餃子の王将にいったらしい。くそう、私も行きたかった。。

久しぶりにこんなに長いのを書きました。長いのでゆっくりちびちび読んでください。またゆっくり書いていこうとおもいます。

ではまた。